イメージ 1

先週の水曜日に、ポートランド郊外にあるマリオット系のホテルを使って、ネットワークのできるランチ付きセミナーを弊社Pacific Dreams, Inc.としては、初めての試みとして開催しました。 お蔭様で、全部で24名の参加者があり、イベントとしては大成功でした。参加者の4分の3はアメリカ人で、4分の1は日本人の方でした。

日本では、いわゆる異業種交流会と称して東京などでは頻繁にこのような会は、開催されているようですが、私としては日米の間で最近話題に上がっているテーマに的を絞ったタイムリーなセミナーをランチ時間を使って参加できる企画を温めていました。実は、 昨年訪日する機会を使って東京で計3回ほど、各種の異業種交流会に私自身顔を出してみました。

自分で参加して感想としては、参加費用の割(3,000円前後)にしては、会場となるビルは、古くて温度調整も効かないようなパッとしないところでした。もちろん、食事などはまったく付いていません。 東京の地の利の良い場所を利用されいたので、参加者だけは大勢いらっしゃっておりましたが、会場内は暑苦しく、すし詰め状態といった、正直、決してポジティブな印象ではありませんでした。 これら異業種交流会を主催している会社が東京にはいくつかあって、どうもその会社だけが美味しいビジネスをしているような風情でした。

それら東京で参加した異業種交流会の経験から、自分がもし主催者側として開く会にするのであれば、かなり違った形式での開催を目指すだろうというイメージがある程度クリアに頭の中で出来上がっていたものですから、今回のネットワークのできるランチ付きセミナーの計画や実行は、ある意味、自分としてはごく自然な成り行き開催することができた次第です。

セミナーのテーマだけは、ひとひねりする必要がありましたが、昨年後半から日本で見てきた緊迫する雇用情勢とさまざな“雇用のねじれ”について、日米の間での比較を試みた内容にしようと思いつき、「日米労働市場の比較とその違い: Comparing Current Labor Markets and Employment Challenges between the US and Japan」という旬なテーマにしてみました。 案の定、このセミナータイトルに引き寄せられて参加された方々が結構いらっしゃったようです。 また、日本人の方とアメリカ人の方の双方をターゲットにしましたので、セミナーは、当然のことながら英語で行いました。

今回、このネットワークのできるランチ付きセミナーを行って初めて分かったことなのですが、この手の異業種交流会と云うのは、アメリカでは、結構ありそうで実際には、会員にならなくても気楽に出られる会というものはなかなかないということでした。 人は、メールやソーシャル・ネットワーク・サービスなどを使ってお互いに連絡を取り合うことだけは以前と比べて非常に簡単に、しかも瞬時のうちにできるようになりました。

そのほとんどが、電脳空間を駆使したものばかりで、生身の見ず知らずの人間同士が顔を実際に突き合わせ、口角泡を飛ぶがごとくの会話を交わしたり、食事を楽しんだりする機会と云うのは、以前と比べてみても希有な出来事になってしまったのではないでしょうか。 実はこれは元来社交好きのアメリカ人にとっては、結構耐え難い状況でもあることを今回のイベントを通じて感じ取りました。

参加費をチャイニーズのランチ付きでお一人様$25.00に抑えたのも、この世界同時不況期の真っ只中にあっては、値ごろ感のあるお手ごろ価格ではなかったかと思います。 本当は、もう少し高く設定してもよかったのではと思ったのですが、参加者の中には求職中の方もいて、まあすべての方にとって、妥当な金額であったから、24名もの方がわざわざ足を運んでくれたのだろうと思います。 それでも、お誘いをした日系企業の中には、経費節減で$25.00さえも決済がおりませんでしたというところもありました。

今回の成功したイベントでは、参加者全員に共通した一本の赤い糸がありました。 その赤い糸とは、まさに「日本」でした。 これだけ多くのアメリカ人が未だに日本に対して深い愛着と関心とを抱いてくれているということは、日米のビジネスコンサルティングに常に携わっている私たちにとっては本当に大きな励みでありました。 次回のセミナーはいつやるのですかというお声がすでにかかっています。 8月5日(水)に同じホテルを使って行う予定です。 セミナーのテーマは、「日米における製造業の未来」とでもしようかなと考えています。 ぜひ今から皆様のカレンダーにこのイベント予定を書き入れておいて下さい。




PS. パシフィック・ドリームス社のサイトにも是非お立ち寄りくださいね。サイトは毎日更新しています。http://www.pacificdreams.orgまで。