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毎年12月、私がセミコン・ジャパン参加のために訪日するのに合わせて、大学時代の同期が集まり、ささやかな親睦会を都内の料理屋さんを使って毎年開いています。 私がセミコンに通い出しし始めたのは、1995年からのことです。 この会は、正確にいつから始まったかというのは、思い出せないのですが、10年以上続いていることだけは確かです。

私が卒業した大学というのは、長野県にある信州大学です。 信州大学は、長野県内に5つの離れたキャンパスを持っており、私たちがいたのは、農学部で長野県南部の伊那市というところにありました。 当時農学部は、南箕輪村という人口8千人ちょっとの小さな村の中にあり、大学のキャンパスが村にあるというのは、全国でも珍しかったように記憶しています。 その人里離れたところにある辺鄙なキャンパスで3年間をともにした大学時代の仲間というのは、都会の大学生活ではちょっと味わえないような固い絆と友情とをもたらしてくれました。

特にこの親睦会に名前があるわけではないのですが、毎回幹事役として美味しい料理屋の選定をそつなくこなしてくれるのは、村上 善紀君(ヤンセン・ファーマ社勤務)と奥さんの久子さんです。村上夫妻がいなかったなら、この会は、とても毎年続いていることはできなかったと思います。 会を開くパターンとしては、毎年11月の声を聞くと、私の方で電話かメールを村上君に入れて、その後彼から会の日時と場所の連絡をいただきますので、私としては、毎回彼と彼の奥さんに100%まかせっきりです。 この場を借りて、村上夫妻には、いつも楽をさせていただいている私から、心より深謝を申し上げる次第です。

毎年出席者5 - 6名の会ですが、第1回から参加している同期の人間がほとんどで、途中転勤などでこれなくなった人も出ましたが、10年以上続く安定したメンバーによる親睦会となっています。 今年は、東京駅八重洲北口近くにある“今井屋本店”という秋田料理のお店でこの週末の土曜日に開かれました。 秋田の名物料理“きりたんぽ”のお鍋を全員で満喫し、村上夫妻の名幹事振りが今回も遺憾なく発揮されることになりました。 今年も参加者全員深く満足できた親睦会になったのではないかと思いました。

会の同期は、学科が農学部畜産学科であったため、卒業後の進路としては医薬品メーカーの研究者や営業職として勤めている人間が多く、会の中でも自然と製薬業界にまつわる話題が出てまいります。 製薬業界に身を置いたことのない自分にとっては、異次元の世界の話であることが多いのですが、異次元の話はなかなか新鮮で、毎回よい勉強の場となっています。 逆に同期の人間も私のアメリカの話を聞くのを楽しみにしているところもあるようで、現在のアメリカの金融危機から今後の回復時期の予測などについて尋ねられ、当の私が一番知りたい質問ばかりを浴びせられてしまいました。

同期の人たちも、(私も含めて)白髪が目立つようになったり、髪の毛の生え際がかなり後退した人も出ていますが、10年以上にわたって毎年この会を続けてこれたというのは、この厳しい経済状況下にあっては、特にひときわ感慨を禁じえませんでした。 出席者のご子息も大学に入学されたりと、やはり時間の立つ早さを感じます。 私の娘も今年は大学を卒業し、今は大学院に行っているぐらいですから、当然のことですね。 来年12月の再開を誓い合って、冷たい空気に満ちた東京駅八重洲北口で固く握手をして別れました。



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