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昨年の今ごろ、ちょうど1年前に1週間ほど、ハワイのハワイ島、通称ビッグアイランドにあるバケーション・ハウスに妻の両親と妻の兄弟姉妹とその子供たち総勢18名で行ってまいりました。ポートランドからハワイアン航空で片道約6時間の空路でホノルルに到着、ホノルルでビッグアイランドのコナ(Kona)行きの飛行機に乗り換え、島から島への空路を30分あまりで到着。ビッグアイランドはまさに名前にある通りでハワイにある島の中では、最も面積の大きな島なのですが、ホノルルのあるオアフ島とはまったく趣が異なり、島のほとんどが火山の溶岩流跡の溶岩台地でできていて、どちらかというとあまり人間が住むには適していない自然環境にあるところでした。

そのときのハワイへの行きと帰りの飛行機で知ったことなのですが、祖父母や孫までも入れた家族全員(英語では、“Extended Family”といいます)がハワイのようなパラダイスにそろってバケーションに行くというのは、アメリカではどうもポピュラーなことのようでありまして、私たちのように総勢18名前後というグループがいくつも他に存在することが目に留まりました。それでも恐らくは、毎年恒例の家族バケーション旅行というわけではなく、私たちのようにそのときは妻の両親の金婚式の記念家族旅行であったわけですが、自分の娘や息子の結婚式がハワイで行われたり、やはりそのような極めて特別なイベントや一生のお祝い事に限られているようです。

それは、家族全員の予定を合わせるのは、とても大変なことですので、それなりの大義名分がなければ難しいことでしょうし、また、よほど裕福な家族でない限り、毎年このような大掛かりなバケーションを敢行できるだけの経済的余裕があるわけではありません。それは、ハワイに行くというのは、多くのアメリカ人にとってはドリーム・バケーションというイメージが今でも強いようです。その度合いとしては、日本の方の抱くハワイのイメージとほぼ同等であるといえるかもしれません。

ハワイのバケーションに行かれる方には、ホノルルのあるオアフ島だけではなく、大自然がほとんど何も手つかずで残っているこのビッグアイランドでありますハワイ島にまでぜひとも足を伸ばしてみていただけますことをお薦めしたいと思います。そのかわり、大きなリゾート地はありませんし、大規模な土地開発自体もほとんど行われていないようでありますが、多分、最もハワイらしい本来のハワイの姿が今でも至るところに残っている、他ではきっと味わうことのできない貴重な体験をしていただけるように思います。ハワイ滞在中にハワイ語も少し習得できました。ということで、今日のブログも最後までお付き合いいただきまして、Mahalo!(ハワイ語で“有難う”の意味)でありました。